飲み物だけでなく、

 人には食べ物の好き嫌いなんて大層甘えた味覚を持っているもので、とある番組で「食わず嫌い王」なる番組も出てくる状態。
 そんな中私自体も「納豆」なるものが一切口にしたくない、なんて言っております。うちの母親が茨城の水戸の先で生まれているためか、普通に私以外の家族は納豆を食べておりますが、私は一切箸も付けず、食卓にスチロールカップが置かれていた時には、それを避けての食事となります。
 とは言っても、他の粘り物はどうかと言えば全く問題はなく、まして「オクラ」や「山芋」は好んで食います。そう考えると単に『臭い』に滅法弱いのかなと理解(と言うより悟りを開いた感)。いい性格を持ってますな、私。
 もしも、納豆以外で栄養を摂らなければならなくなった時で初めて食べるかもしれませんが、そこまで行く機会があるでしょうか。逆に言うとそうならなければ絶対口にはしないでしょう。そこまで嫌う食い物も珍しい。
 何で「納豆」が嫌いになったのかが全く記憶に残ってしないので、解決策が見当たらない。しいて言えば、生まれつき鼻の通りが良くないので臭いに敏感になったのが理由か。そうであれば、臭いが無い「納豆」なら食えるのかもしれません。

 そう考えると「食わず嫌い」なる食べ物は、生きている中で『食べる』と言う大事な動きの中で放棄した食べ物です。つまり、勿体無い食べ物なんです。その事を食べないにしても理解しておくべきでしょうねぇ。