個人的審査員ですが。

M−1グランプリ』を録画していましたのでそれをゆっくり観戦中。
まだファーストラウンドしか見ていませんが(それでもスポーツ新聞で優勝組は確認済)、今年はこれまでなかった面白みが沢山あった気がしました。
これまでの『M−1』自体は必ず優勝候補が存在し、その候補に立ち向かっていく無名候補という図式が成り立っていたのだが、今年はその優勝候補が全て勝ってしまい誰もが勝てる状況に(この流れは番組でも言っていたが)。
そんな中この番組で知った組や他の番組でレギュラーで出ている組、そして名前は聞いたことあるがどんな漫才を行うかが分からない組と特にまちまちな決勝戦進出組となりました。
さて今回決勝進出組が出たと同時に出る順番を発表していましたので確認すると、何とも運を有り無しが出た模様。ここで最初に行う組は過去順番的に有利な順番で出ていたのが、今年は一番と、これが今年の流れとなった感じが。
さぁ、漫才が始まりました。1、2番目と進み、3組目は昨年決勝戦に出てきたと思いきやあれよあれよで最終決戦まで進み今年一年色んな番組で見かけると、一夜として世界が変わった組でしたが、個人的に見ていると他の組を比べてインパクトに欠ける感覚(結局、決勝戦で最下位だった模様)でした。
しかしそこから急激に空気の流れが変わった感が、そのマックスが今年優勝した組が出てきた時、漫才自体は正攻法で行う「しゃべくり漫才」であるが、気持ちが良いほどその世界に流れていくよう。こんな漫才を殆ど東京で見ることが出来なかったのが個人的に悔やまれる次第。
今年は気持ちがいい番組であったことに変わりがなかったのは、嬉しかった。