突きつけられた時間、1秒。

 毎年正月の一大イベントである箱根駅伝の残りの本選出場を決める予選会が行われたみたいです(結果を最初に知った訳ですが)。
 本選20チーム出場出来る中(学連選抜含)、昨年の上位10チームに今日の予選会で9チームとなり来年正月に箱根路を走ることが出来るのですが、今年はその方法で明暗が出てしまったのです。
 何年か前から変わったみたいですが、20㌔走で各大学の上位10人分の合計成績でまず1〜6位までがすんなり決まります。そしてそこから下位チームは合計成績からこれまでの記録回で決められた控除時間を差し引いた成績で決まる(インカレポイント)のです。
 そして今回この控除成績で順位が逆転してしまったのです、それも9位と10位の処で。
 一方は予選会順位では合格圏に入っていたのに、控除時間で一気に来年走ることも出来なくなる。更に追い討ちをかける様に出る出ないで引かれた時間差は何と1秒。ほんの誰かが2秒短縮できれば残っていたと机上の計算でしかないが、これは酷い現実を突きつけられた感じ。
 予選会から本選に回った大学のシードの獲得はそう簡単なものではないが、この1秒で出れないのと目の前にアンカーがいるのにそこまで手が届かずシードを獲得できなかったことと重なってしまうのはどうだろうか。
 今回予選会からの出場大学には頑張ってほしいものです。