…に対しての一考察。

 「いじめ」なるものは傍迷惑な伝統を持って昔から今まで続いている感じがしています。
 自分の学生時代でもそれはあったと思いますが、まだいじめられる側にもまだ対抗していた(逃げ道があった)と思います。しかし現在は携帯電話等の文明の利益が普及して、逃げ道を塞いでしまったのかもしれません。
 学校を休んだとしてもメールを使っての非難中傷は簡単に出来ますし、ネットを使ってしまえばその範囲は一気に広がるでしょう。そんなことですから全く気の休まる場所がなくなってしまい、自分を追い詰めてしまい結果的に…なことに。
 確かに便利になったのかもしれませんが、便利になったことで自分の言った(書いた)事に関しての責任が希薄になり、同級生だけでなく先生までも言ってしまったのだろうか(生徒が謝罪した時、先生が言ったからそれに続いたと言っているみたいだが、『長いモノに巻かれよ』的考えですよ)。
 心の中にしまい込んでしまうと何処で爆発してしまうかが分からない「いじめられる」側。心に刺して悪い気持ちを抜くことが出来れば、最悪の事態にならずに済んだのにと思うのは浅はかでしょうか。