希薄になっているな。

 本日17日であの大震災から12年が経過しまして、朝出勤する前にその光景が映し出されていました。
 確かに地震があった時も関東でも揺れは確認出来て、TVを点けて事の重大さに気付いたことを今でも覚えています。
 その次の年に初めて神戸まで足を運び、いろんな場所を確認してきました。電車から映る家の屋根に掛かっているブルーシート、忘れないようにでしょうか地震によって破壊された港等々。さすがに写真に写してまで残すことは心に引っかかるものでしたのでそこまではしませんでしたが。
 そこでまさか来年に仕事で京都で生活するとは思いませんでした。そこで同じ職場の人達にその時の光景を聞いてみましたが、その中の一人で地震が起きる何時間前に倒壊した高速の下を走って京都まで戻ろうとしていたことを聞き、「もしかしたら…」なんて話も聞いたことを思い出しました(関西圏ではこの日には大々的にニュースだけでなく、色んな訓練も見られた)。
 それから12年の間に日本のいたる場所で大きな地震が起き、その場所で生活していた人達の人生が変わってしまった人もいるでしょう。しかし関東にる人達にとってはこの間も大きな地震がないためかまるで他人事になっている感じもしなくはないでしょうか。
 安全であることに改めて良かったと思う一日でした。