均衡か集中か。

 色んなスポーツに言えることではあるが、各リーグの繁栄を望むには一体何が必要なのでしょうか。
 サッカー等は各チームによって色はハッキリしており(全国的なビッククラブから、一地方のこじんまりしたミニクラブまで)、それが売りであったりしています(お金をかけているから毎年優勝しているとは限りないのはあらゆるスポーツのお約束ではあるが)。
 野球もその部類に分類され、リーグの一チームが我が物顔で葉巻を咥えて指図している日本のプロ野球は逆に見てて気持ち悪い感じに)。
 逆に現時点で均衡を本質をして考えられているのがNFLであり、新人獲得の場所であるドラフトも一番最初に行ったリーグ(1936年)でもあります。常に昨年の成績下位球団が選択権上位を占め、チームの再建のために新人選手を獲得しています。
 更に放送収入などは一度リーグに集められてから均一に分配され、登録選手の総額年俸の上限も設定されています。その結果売り上げ的に小さい街が大都市のチームと戦って勝っていることは珍しくないのです。
 アメリカの様な市場意識が強い国の中で行っているのが、社会主義的に均衡化を目指しているとは何か不思議な感じではあるがこれが繁栄させている理由かもしれません。
 やっぱり、応援しているチームに優勝を目指してもらいたいものです。