上がるは落ちるは大騒ぎ。

 今週末はサッカーの各カテゴリーで最終節に入り、来シーズンのチーム編成に大きな役割を持つ試合が行なわれます。
 まずJ1の優勝争いは浦和と鹿島の2チームに絞れました。片や連勝連勝で追いついたチームに、先日の天皇杯で足元を取られたチームと試合の入り方が極端な両チーム。とにかく浦和は最終戦横浜FC、何だかイヤな相手です。
 J2降格は既に決まって(横浜FC甲府)、入替え戦も広島で決まりそう。この結果に対しては最終的には攻撃面で不満ばかりのチームがここに落ち着いてしまったと見るべきなのかも知れません。
 次にJ1昇格争いも東京V、札幌、京都の3チームにチャンスがあるものの、得失点差の面から東京Vの昇格はほぼ間違いなし。そうなると札幌、京都の2位争いの面でどうなることやら。前半は首位を独走していた札幌のここにきての足踏みは何だか悪い感じがしています。それでも勝ち点差があることに少し余裕があるかもしれません。
 J2での降格争い自体は存在しませんが、J2への昇格争いもヒートアップしてきました。JFLは優勝チームは決まり(佐川急便SC)Jリーグ準加盟のチームが昇格条件の一つである4位以内にはロッソ熊本が入り、来年からのJ2昇格は出来そうです。そこに今年JFL加入した岐阜FCも現在4位とかなり微妙な順位。ここで勝てれば一気に2チームの昇格もありえるかも(このチームは正式に準加盟とは認められていなかったかも)。
 JFLから地域リーグの降格は何だか良く分からないのが実情。来年からJFLの2チームが合併することで、枠が一つ開き、そして熊本や岐阜がJ2に昇格するとその分の枠も広がる。今年は一体どうなるかが調べないとよく分からないので、もう少し調べないと…
 そしてもう一つ、JFLに入るために全国地域リーグ決勝大会が行なわれており、明日から決勝リーグを勝ち上がった4チームの総当り戦で昇格を狙っています。今回は全てがJFLだけじゃなく、ゆくゆくはJ2、J1へと夢が繋がっているチームが殆んど。これがオラが街にプロチームというJリーグの目的が垣間見ることが出来ます。
 さぁ明日から週末にかけてまずは決勝リーグから始まり、優勝、降格、がどんどん決まっていきます。見てみたいものです。