あと１ヤードからのスタート。

　アメリカ日時で2000年の1月30日、場所はアトランタのジョージアドーム。行なわれた試合はＮＦＬのスーパーボウル、この試合は最後の１プレイがタッチダウンになることが出来れば同点までいけるチャンスであった。
　その時の最後プレイでパスが成功したももの、残り１ヤードで止められてしまいその試合を落してしまったのはタイタンズ。
　そしてタイタンズはそこから地区優勝をするものの、残り１ヤードを埋めるためにスーパーボウルに出ることが出来ない。そんなシーズンが何年も続きました。
　昨年からの流れで、他のチームが優勝候補に上がる中でタイタンズはそれ程上がるチームではありませんでした。その理由としては、同地区にはここ数年地区優勝をしているコルツがいるためであり、その２番手としてしか見られなかったためである。
　しかし今年はコルツの躓きがあったため、開幕から１０連勝を重ねていきました。これにはちょっと驚きですが、今年は絶対的有力チームがいないので、タイタンズにはこれからのプレーオフにとって有利な条件で戦えるかもしれません。
　そうなれば９年前の１ヤードを獲得するために、今年の開催地であるタンパに立つあの水色のユニホームを見られるのかもしれません。