ふとしたことで気付いた。

残り8チームに絞られたNFLプレーオフ。その中でもチームの中心選手であるQBですが今回残った8人を調べてみると何とも不思議な組み合わせなのかなと感じていました。
最近のNFLは戦力均衡の下、チームで使うことが出来る選手の給与金額が守られています(所謂サラリーキャップ)。そんな中QBなるポジションは直接勝ち負けに繋がる場所であるので、ドラフトで1巡目に選ばれることが殆んどで給与的にもチームトップになります。
そして負けているチームが勝利を得るためにQBを移籍させて獲得する事も戦略の一つです。
しかし勝ち数が先行すればいいものの、負けが先行してしまうと責任の矛先がQBにいってしまうのも事実。
そうなるとQBが移籍する機会が増えていくことに。となると、ひとつのチームに留まるQBとチームを変えて戦うに分けることが出来ます。
その点から今回残っているチームを見てみますと、AFCにいるコルツ、チャージャーズ、レイヴァンズ、ジェッツは全てQBは1巡目で選ばれた人達。これは一種のエリートの証ではないのだろうか。
逆にNFCのセインツ、ヴァイキングスカウボーイズカージナルスの中でカウボーイズだけが移籍もないQBであり、他の3人はそれぞれ数チームを渡り歩いたQBであり、セインツ、ヴァイキングスの両QBはドラフトでも確か2巡目で選択されたが、カウボーイズカージナルスのQBはドラフト外からのキャリアスタートと何とも逆な立場からこの世界に入ってきたのです。
そう考えると、今回のスーパーボウルは「エリート対雑草」の対決が見ることが出来るのでした、この対比も何とも興味がある。そんな点から試合を見ても面白いのではないか。
まさかそうなるとはね(笑)。