プレーオフに関して一考察。

willight2012-11-25

 先週行われた『日本一残酷な、歓喜な一戦』と称したJ1昇格プレーオフに関して興業的には大成功だったとは思います。
 決勝だけでなく、準決勝もここまで盛り上がるとは当の本人たちも思わなかったでしょう。(観客だけでも準決勝の横浜FC対千葉は前売り券が完売し、決勝についても25,000弱の観客をJ2同士の試合で呼ぶことが出来ました)
 しかし予想できなかったのが、J1に昇格できたのはJ2で6位だった大分だったて事。更にプレーオフで行われた3試合全てで下位チームが勝ちあがってしまった点。
 そこには90分で同点であれば公式戦上位のチームが勝ちあがる変則的なレギュレーションが存在していた点もあり、ホームチームが何かに縛られてしまった感も個人的にはあったのではないのでしょうか。
 下位チームにはとにかく点を取らないとこのプレーオフに出場している意味がないので、積極的なカード(戦略)を選ぶことが出来たのかもしれません。
 逆な面から言えば今年2位の湘南から6位の大分まで勝ち点差がたったの『4』しかなく、チーム戦力がそれほど大差がなかったからこの結果が生まれたのかも…
 そう考えると一発勝負で決めるのは決勝だけで、準決勝はホームアンドアウェイ方式で行うことが良いのかなと思いました。そこでスコアで同じであれば公式戦の順位が上の方が勝ちあがるとすれば上位のチームにも少しはその試合に取り込む姿勢は少し変わったのかもしれません。

 今日載せた一枚は、試合終了直後のTVでは映らなかっただろう一枚。これが全てなのかもしれない…