時代が変わりましたか…

 一昨日Jリーグの全日程が終了して残すは天皇杯のみだけとなりました。
 来シーズンJ1に昇格するのは甲府、湘南、大分の3チーム。そしてJ2に降格するのは神戸、G大阪、札幌となりました。あとJ2に昇格は長崎、JFLに降格は町田とリーグ編成が一度に変わった一年となりました。
 J1昇格組は一度はJ1の舞台で戦ったことがあり、来年を足がかりにして今度は降格をしない戦いとなるでしょう。逆にJ2に降格したチームをみると札幌と神戸は昇格や降格を経験をしていますが、G大阪はJリーグ創設チームから一度の降格することがなかったチームでした。(Jリーグ創設時の10チーム中降格経験があるのが、浦和、広島、東京V、千葉に次いで5チーム目)
 開幕前の予想ではG大阪を降格すると予想した人はいたとは思いません。戦力的には日本代表選手を抱え、ポイントポイント毎に能力が高い選手がいましたから、普段通りにやっていれば自ずと結果が付いてくると思われました。
 しかし能力が高い選手がいたとしても、軸として戦ってきた選手が少なかったのが守備にまとまりがつかず、得点をとっても返されてしまう悪循環を生み出してしまったのかもしれません(17位のチームが得失点差で+2を残すとはまずありえない話)。
 逆なことを言えば一度歯車が狂いだしたら取り戻すことが出来ないほど各チームの力が縮まっているとも言えるかもしれません。
 こうなると1年でJ1復帰と考える事は結構難しいかもしれません。

 さぁ神戸、G大阪、札幌のみなさん。開幕から閉幕までほぼ中断期間がないJ2へようこそ。