丁度10年前。

今日朝新聞のスポーツ欄を読んでいた中で、あるプロスポーツ選手の引退会見が書かれたいました。
その人の引退は昨日から知っていたのだが、スポーツがアメフトであり、まさかこういった記事になるとは思いませんでした。
彼の名前は『カート・ワーナー(Kurt Warner)』今季カージナルスでQBを努め、昨年弱小と呼ばれたチームを初めてのスーパーボウルに出場し、彼自身も史上2人目である異なるチームで100タッチダウンを投げたQBとなったのです(60〜70年代に活躍したターケントン以来)。
しかし彼の名前を一躍有名にしたのは丁度10年前の1月30日であった。(ここから押入れの中にある、アメフト雑誌を引っ張り出して書いています。)
第34回スーパーボウルラムズの先発QBであった彼は45回中24回成功、414ヤードと当時のスーパーボウル記録を立て、彼自身もスーパーボウルMVPを獲得したのである。
ただそこまで来た彼の道がどんな小説家が書くことが出来ない物語であった。
大学でも所謂有名なところではなく、ドラフト候補にもかかることもなくトライアウトで入団するチャンスしかなかった。しかしその時に挑戦したのがパ
ッカーズ。そこには現役バリバリのファーブ(現バイキングス)の他一流処が揃っていて、彼の入る余地すらなかった。
そこで彼はマイナーリーグであるアリーナフットボールチームに入団することを決め、そこからチャンスを狙ったのである。しかしそれだけでは生活も出来ないのでスーパーのレジ打ちのバイトを行いながらの2足の草鞋を送ることになったのである。

書き始めていたらちょっと長くなりそうなので、まず前編としてここまでで止めたいと思います(実際はここからどうまとめようかと思うのだが)。