たった一人なのだけど、

 NFLの中で唯一開幕から勝ち星がないインディアナポリス・コルツ
 昨年まで連続してプレイオフに出場し、今年も地区優勝候補(AFC北地区)であったのにも係わらず蓋を開けてみるとこのような状況に。
 彼の名前はQBのP.マニング。98年のドラフト1巡目1位指名(今年14年目)。新人の年から昨年まで連続先発出場を足掛け13年。これは選手同士の接触が多いプロスポーツの中では極めて難しいことであり、今先発でいるQBでは彼を追い抜くことがほぼ難しい。
 そしてその13年の中で「コルツ=マニング」である符号を作ってしまったのである。
 アメフトと言うスポーツは選手生命が短く、FAなどで選手の入れ替わりが多く、チームの戦力を確保することに四苦八苦しているはどのチームも一緒。それなのに連続して出場していることと、今年の不調は彼がいるかいないかが問題で
す(逆にいえば先発組の中で1人怪我で出場できなくても代わりの選手が出ることが出来る)。
 ある選手が彼がいなくなった時の対応が出来なかったが出来ないと警告をしていたのだが、対応が間に合わずこの成績になってしまいました。
 個人的にはたった1人の選手だけでこのようになるとは思わなかったのと、こうなれば怪我を治して来年シーズンからと見ないといけません。