[風景]カレンダーをめくると。

 この頃からでしょうか、週末になると全国のどこかでお祭りがやっているみたいで、会社にある日捲りカレンダーで確認することができます(ちなみに今週末、浅草は三社祭り)。
 『お祭り』の言葉の響きに昔ながらの伝統の継承を感じてはいるのですが、実際のところそれほどお祭りの会場に出向くことは殆んどないのが実のところ。
 過去に京都で生活していた頃、京都の三大祭り(葵、祇園、時代だったけ?)に関してはもっぱらTVで見るだけ。唯一覘いた祇園に関しても、山鉾巡行が行われる何日か前(宵山か宵々山)だけと完全に祭りを楽しんでいない感じ。
 まぁ、京都に生活している頃は土日は休みではなく仕事だったので、そこまで行くことはしなかっただけだろうが。
 祭り自体の感じ方は好きなのだろうが、あの人の混み合いがダメなので、たかだか通りを歩くだけなのに通勤ラッシュのように動かなければならない事にかなりの抵抗があるみたいだ。おまけに各祭りに出ている出店につられてしまうことも要因の一つか(しかし以前と比べて出店物価が高くなっているな。焼きそば、たこ焼きは一皿300円でしょう)。
 しかし今年は何かしら有名処の祭りを見てみたい。何を見ると言っても人ごみの中からでは一体何が見えるのかは分かりませんが、その祭り独特の匂いを嗅いでみたい。そして日本伝統(昔からそれ程変わっていない)の姿を見ていたい。
 十分過ぎる程歳を重ねたのかなと、少々遠い目をば…