世の常なのか。

 サッカーの世界で「草刈り場」なる言葉がオフシーズンになると出てきます。
 意味とすれば、昨年の成績によってトップリーグから下部リーグに降格する際に選手をドンドン引き抜いている、と言った言葉が適切でしょうか。今年もJ1からJ2に降格した3チーム(福岡、C大阪、京都)からも何人も移籍していきました。
 しかし常にJ1の地位をキープしていながらも毎年の様に選手が引き抜かれていくチームも存在しています。言わずもがなの千葉であり、今週になってチームキャプテンである選手が移籍すると発表されました。更に隊長と呼ばれている選手も…
 このチームの歴史はオフシーズンになると主要選手が引き抜かれて、来季は大丈夫なのかと言われるながらも結果的に残留を早々に決め、過去には優勝争いをするまでと良い意味での期待外れを起こしてくれるのがこのチームでした。
 ただ今年は話が全く異なるもので前述の2人がいなくなり、更に昨年半ばには監督が協会に引き抜かれてしまい(息子がその監督職に入った)、今年は一体どうなるのかが見えてこない。
 獲得したチームの選手層はレベルアップとなる以上にキャプテンであった選手に移籍ができてしまう力(資金ともいう)は他の追随出来ない可能性も(A代表として参加される人の割合で多いのか)。
 徐々に新体制の発表されていますが、新たに参加する選手はいるか。それは開幕戦のピッチにどんな思いでいるのでしょうか…