これこそ趣味の世界か?

 人の趣味が千差万別であると共にあらゆるジャンルが存在するのが漫画ですけど、そんな中ジャンルとして確立されてきつつあるのが「自転車」を題材にした漫画。
 過去の本で読んだことがあったのが、自転車ほどデフォルメすることが難しい素材であるということ。車などは窓から見えるところから上を描くことで車を含めた姿で書くことが出来るのであるが、漫画特有の体で自転車を乗ることはまず無理が生じてしまう(ありえない足の長さなど)。
 そんな中自転車を十分に描ききっていると思う作品をいくつかご紹介。
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 これはちょっと前の作品ではありますが、ロードレースを題材にした作品。
 純粋なまでに自転車に乗ることが好きな主人公が自転車で坂道を登ることに魅せられて成長していく作品。この作者はこの作品の後に消防士(め組の大吾)やバレリーナ(昴)、カーレース(kapeta)とそれぞれに対して真正直に向き合って生きる姿を書くことに。
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 逆にこの作品が自転車を通した作品で、そこで出る自転車はレーシング用のモノから、自転車屋で1万円でおつりがついてくるようなママチャリまで多種多様。自分もこの作品でこんな自転車があるのかと知ることも多々(更にここで自転車もお金がかかる趣味であることも)。

 まだいくつかありますが今日はここまでにして、今週はこんなジャンルで読んでほしい漫画を紹介していければなと思っています。